「Zenology」Zeno

この作品は、スコーピオンズの元ギタリストで日本でも人気が絶大なギタリストであるウリ・ジョン・ロートの実の弟ジーロ・ノートのバンドであるZENOのアルバムです。

ウリのスタイルはクラシックに影響を受けていて、驚異的な速弾きで注目を集めた革命児イングヴェイ・マルムスティーンにも、多大な影響を与えていて、それは弟のジーノにも受け継がれています。

この作品も、期待通りの美旋律メロディーがふんだんに取り入れられています。

主役であるジーノも、要所要所に綺麗でドラマティックなプレイを披露していて、ギター的にも聴き応えがあります。

また、この作品にはジーノも元メンバーであり、FAIR WARNINGのギタリストであるヘルげ・エンゲルケやシンガーのトミー・ハートも参加して、華を添えています。

オススメな曲は、ずばり「together」です。

イントロのメロディアスなギターフレーズから始まる、ドラマティックなバラードナンバーです。

キャッチーな雰囲気が満載で、全てが完璧だと思います。

ヴォーカルを務める、マイケル・フレジングも滑らかな歌声を披露していて、伸び伸びと歌っています。

この一曲を聴くために、このCDを買ったとしても損はないくらいの完成度を誇っています。

勿論この曲だけではなく、素晴らしい曲はたくさんあります。

オープニングナンバーの「HEART OF EMOTION」も良い出来です。

ちなみに、この作品は正規ナンバーではなく、デモ集ですが、どの曲も完成度は高いです。

残念ながら、ジーノは近年他界してしまいましたが、素晴らしい才能の持ち主だと思います。