夜空ノムコウ

青春時代を思い出す曲です。

寒い中で、友人と白い息を吐きながら、お互いの夢を語っていた時を、懐かしく思い出します。

大人になって、友人とも次第に疎遠となってしまいましたが、この曲を聞くと、この空のどこかで友人と繋がっているんだという事を 感じる曲です。

静かなメロディラインに乗って、優しい歌詞が切なさを助長させます。

まだ大人になりきれていない頃の、無邪気だった頃の自分を思い出します。

大人になっていくのって、少しづつ大切な物を置いていかなければいけなくて、ふと気がつけば、あの頃の自分が遠くに感じます。

「あれから僕たちは何かを信じてこれたかな」という歌詞を聞くと度に、なんだか過去から問いかけられているような気がします。

そして、大人になっても、諦めかけた夢は取り戻せるのかな、と思います。

曲を聞くだけで、寒い冬の夜が浮かんでくるというのも、この曲の素晴らしさだと思います。

歌詞や曲でも、もちろん冬は感じるんですが、間奏の口笛の部分が、特に冬の寒さを感じるんです。

口笛のメロディだけで、寒い冬の景色を思わせるという技術は、あらゆる冬の名曲の中でも、なかなかないと思います。

この曲は、作詞も楽曲も、そして、歌っているアーティストも、これだけピッタリな巡り合わせはなかったと思います。

寒い冬の夜空を見上げながら、昔追い求めた夢を、誰かと語り合いたくなる。

この曲には、大人になった全ての人にそういう風に思わせる力があると思うんです。


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