NANIMONO

2016年に公開された映画の主題歌、中田ヤスタカさんと米津玄師さんのコラボ曲です。

昨年大ヒットした「Lemon」で注目されている米津さんですが、提供曲を歌っているのは、とても珍しく新鮮な印象を受けます。

踊っているのを見たのも、このPVが初めてだったと思います。LOSER前なので、あの頃は結構衝撃的でした。

曲は中田ヤスタカワールドで、疾走感が感じられます。それは、脳神経に直接働きかけるので、ついつい体が勝手に風を切って走りたくなります。

また、米津さんの歌詞からは「不安と希望と期待が織り交ざって上手くできない。だけど乗り越えたい。」という自分に、「必死に生きてみたらいいじゃないか」と、言っている自分が見えます。

映画は、就活中の大学生が、変化しなければならない自分・変化していく友人関係の中で、自らを見つめ直すというものです。

原作は、朝井リョウさんの直木賞受賞作「何者」です。曲も歌詞も内容に沿っていて、彼らの未来が気になります。

思い通りにならない自分・走り続ける自分・抑えられない自分・守りたい自分、誰でも感じる「あの感覚」をこの二人は表現してくれました。

それは、映画を離れて自分にも置き換えられて「あの感覚」も、いくつになっても訪れます。

何歳になっても等身大の世界観なので、自分を励ますために何度でも聞きたくなります。

それは、後押ししてくれるメッセージと直感的に自分に働きかける機動力である曲。

もっともっと、色んな人に聞いて頂きたい曲です。