UVERworld『TYCOON』が熱い。

UVERworldの最新アルバム『TYCOON』が2017年8月に発売されました。 UVERworldと言えば「D-tecnoLife」や「SHAMROCK」に代表されるロックなイメージでしょう。 メロディセンスが良く、とても耳なじみの良いロックでポップな楽曲が得意。 もちろん今作もロックが根幹にはありますが、前作までとは明らかに違います。 もう、全然違うんですよ。 一番の違いは歌詞から伝わるメッセージ性です。 例えば「PRAYING RUN」という曲が収録されています。 これはボーカルのTAKUYA∞が... Read More

落陽

様々な名曲を世に送り出してきた吉田 拓郎の楽曲の中でも、ひときわ評価が高いものの一つがこの「落陽」です。1970年代半ばにリリースされただけあって、北海道から本州に至るまでのフェリーが航行する中で水平線に陽が落ちていくという郷愁と美しさが漂う当時の情景がありありと活写されています。 青函トンネルができ、北海道新幹線が開通するなど、東京からの距離がどんどん近くなる昨今とはかけ離れた「遠さ」があるからこそ、老人と主人公の別離がより強調され、自分が無一文になったのに「相棒」だっただろうサイコロまで渡して見送って... Read More

少年ナイフのPOPTUNE

息のながーーい彼女たちの2012年のスタジオアルバム。 単純な演奏技術だけならば歴代最強のラインナップになってからの二作目のアルバムです。前作の大阪ラモーンがラモーンズのカバーアルバムでパンク色が強かったのと比較して、全体としてアルバムタイトル通りにpopな仕上がりになっています。 ライブハウスへ誘う1曲目のwelcome to the rock clubはこのあと何回かライブでのオープニングチューンにもなった分かりやすい開幕ソング。 2曲目のアルバムタイトルトラックと映画主題曲にもなった3曲目のosak... Read More

凛として時雨 『i’mperfect』

このアルバムは2013年にリリースされた作品です。 それぞれメンバーがソロ活動を行ってからリリースされたものであるために、ただやみくもに楽曲を集めたというよりは、メンバーがソロとは別に、凛として時雨というフォーマットにどのような楽曲を落とし込むのかということにフォーカスを当てた作品であったのではないかと思います。 というのも、その前作『still a Sigure virgin?』と前々作『just A moment』では、エレキギター、ベース、ドラムの他に、アコースティックギターやピアノ、シンセサイザー... Read More

石垣勝治のデビュー作『コザの街のKATSUJI』が大好きです

沖縄旅行中にジャケ買いしました。 「なんくるないさ」「マイファンキー島袋交差点」の2曲はピアノのスイング感が軽やかで、つい鼻歌をしたくなります。 「コザの夜」はエレキギターの歪み具合が荒々しく、行き場の無い衝動の迸りが伝わって来ます。 痛々しい恋模様を振り返る「月の出の遅い夜に」「何処へ行くオキナワンボーイ」は、年を取ってから良さが分かりました。 「失業手当」は高田渡の原曲に比べて楽観的に歌われており、どことなく干し草の匂いを感じさせます。 「はえ縄の歌」は明るい労働歌で、ウチナーグチのリズムが耳に心地良... Read More

toe 『For Long Tomorrow』

このアルバムは2009年にリリースされたアルバムです。 それまでのtoeとは一味違いゲストヴォーカルとしてクラムボンの原田郁子や、土岐麻子などをフューチャーしており、更にキーボードやホワイトノイズなども入っていて、 今までのシンプルな構成から、音数が足されている印象があります。 しかし、声が入っているとはいえ歌が入っているというよりは、「声」という楽器を新たに手に入れたというニュアンスに近いように思えます。 あくまで、toeというバンドはインストバンドであり、それに対するアイデンティティはしっかりと持って... Read More

ディスクユニオンのCD買取

ディスクユニオンでかれこれ10回以上CDを買い取っていただきました。 ディスクユニオンでは、不定期ですが、CDを10枚以上まとめて売ると査定額が20%増しになるキャンペーンが行われていて、私はいつもそのお知らせが来ると売ることにしています。 CDを自宅で梱包し、ディスクユニオンに集荷依頼をして、集荷に来てもらうという方法をとっています。 やり方は、慣れれば簡単です。まずディスクユニオンの買取サイトに行って、買取の申込書をプリンターで印刷し、必要事項を記入します。 後はCDを梱包し、記入した申込書と身分証明... Read More

Perfume 『JPN』

このアルバムは2011年にリリースされたものですが、今でも、ヘビーローテーションで聴いている大好きな一枚です。 当時氷結のCMでも使われていた『レーザービーム』、『微かなカオリ』をはじめとして様々なヒットソングが収録されています。 全体を通して、高めの楽曲が多く、中田ヤスタカ節全開の重低音バキバキな格好いい楽曲が揃っています。 しかし、ただの恰好いい楽曲だけで終わらず、しっかりとセールスを上げられるアルバムであるということがこのアルバムの凄いところなのですが、あ~ちゃん、のっち、かしゆかの三人のキュートな... Read More

RADWIMPS 『絶体絶命』

この『絶体絶命』アルバムは、3.11後に作られたということで震災を意識したタイトルになっているのです。 “絶体=糸+色+体=いとしき からだ”、“絶命=糸+色+命=いとしき いのち”というダブルミーニングになっています。 このあたりもさすがだなと思わせてくれますね。 楽曲でも『DADA』や、『狭心症』、『救世主』など何故こんなことになってしまったのかという神に対する怒り、絶望が歌われています。 『絶体絶命』以前のRADWIMPSの楽曲は常に「自分」と「あなた」であったり「僕」と「君」という世界観で歌われて... Read More

ZAZEN BOYS『ZAZEN BOYS4』

このアルバムにはZAZEN BOYSの代表曲である『Asobi』や『Honnoji』といった楽曲が収録されています。 それまでのZAZEN BOYSのアルバムではバンドサウンドを基調としたものが多かったのですが、このアルバムではボーカルの向井秀徳がシンセサイザーを弾いていたり、ドラムが打ち込みになっていたりとZAZEN BOYSの新しい方向性を示す一枚となっていると思います。 このサウンドのデジタイズにより、今までとは違った狂気が加わっているのです。 今まではあくまで生音に拘り、人的な技術で作り出していた... Read More