【ロック】エアロスミス – Permanent Vacation

おそらく「Walk This Way」を耳にしたことがないという方はいらっしゃらないでしょう。 それほど有名な米国のロック・バンドであるエアロスミスの1987年発表のアルバムがこの「Permanent Vacation」です。 当時超売れっ子プロデューサーであったブルース・フェアバーンと手を組み制作しただけあり、捨て曲なしの上等なアメリカン・ロック・アルバムに仕上がっておりそれまでの低迷期を完全に脱却することができました。 発表から30年以上経過した今聴いても全く古さを感じさせずそれどころか今っぽさをも感... Read More

Piano StoriesII

私はサウンド・トラックを聞くのも好きで、オーケストラやピアノのCDが好きです。 特に気に入っているのは、ジブリ音楽でも有名な久石譲さんのPiano StoriesIIというタイトルのものです。 このCDにはジブリ以外の久石さんの楽曲が入っています。 3曲目にある Asian Dream Songは長野パラリンピックで使用された時に知り、好きになりました。 最近ではフィギュアスケートの羽生結弦選手がフリープログラムでもこの曲の一部を使用しています。 共通として好きだと思う部分は弦楽器の音です。 鋭さや波のよ... Read More

売る気があるのかと最初は憤りすら感じたけど…噛めば噛むほど味が出るアルバムCD

最近のイチオシはフィフスハーモニーのアルバム『FIFTH HARMONY』です。 フィフスハーモニーはアメリカの5人組ガールズグループとしてデビューし、これまでに2枚のアルバムを出していましたが、先日人気NO1メンバーのカミラが脱退しました。今作はカミラ脱退後、4人での初めてのアルバムとなります。 1度耳にしただけで記憶に残るようなキャッチーなリード曲がないことや、低予算でイマイチ魅力に欠けるMVなど、酷評されることも少なくない今作ですが、じっくり聴いてみるとこれがなかなか良いアルバムなんです。 確かに... Read More

【ポップス】デミ・ロヴァート – Tell Me You Love Me

2008年のセンセーショナルなデビューがまだ記憶に新しいデミ・ロヴァートの本作はミュージシャンとしての彼女の成長が顕著に現れた意欲作となっています。 デビュー・アルバム収録の「Get Back」などで見られた元気一杯の彼女の姿は鳴りを潜め大人の女性へと変貌したことが各曲の一声一声から窺えます。 1曲目の「Sorry not sorry」から2曲目のタイトル・トラック、その後に続くに従って彼女の歌声に魅了されてしまいました。 まだティーンの頃のデビュー・アルバムなどだけの情報を元に本作をお聴きになられる方は... Read More

MIYAVI『SAMURAI SESSIONS vol.1』

このアルバムは、2012年にリリースされたMIYAVIがさまざまな日本のアーティストたちとコラボレーションして制作された楽曲が収録されているアルバムです。 名前を挙げると、ラッパーのKREVA、音楽プロデューサーでもあり元東京事変のベーシストでもある亀田誠治、三味線奏者の上妻宏光など、日本国内の様々なジャンルのそうそうたるアーティストが参加しています。 アルバムの名前が『SAMURAI SESSIONS vol.1』ということですが、全体を通してセッションというよりはバチバチに戦っているバトルの様な印象を... Read More

UVERworld『TYCOON』が熱い。

UVERworldの最新アルバム『TYCOON』が2017年8月に発売されました。 UVERworldと言えば「D-tecnoLife」や「SHAMROCK」に代表されるロックなイメージでしょう。 メロディセンスが良く、とても耳なじみの良いロックでポップな楽曲が得意。 もちろん今作もロックが根幹にはありますが、前作までとは明らかに違います。 もう、全然違うんですよ。 一番の違いは歌詞から伝わるメッセージ性です。 例えば「PRAYING RUN」という曲が収録されています。 これはボーカルのTAKUYA∞が... Read More

落陽

様々な名曲を世に送り出してきた吉田 拓郎の楽曲の中でも、ひときわ評価が高いものの一つがこの「落陽」です。1970年代半ばにリリースされただけあって、北海道から本州に至るまでのフェリーが航行する中で水平線に陽が落ちていくという郷愁と美しさが漂う当時の情景がありありと活写されています。 青函トンネルができ、北海道新幹線が開通するなど、東京からの距離がどんどん近くなる昨今とはかけ離れた「遠さ」があるからこそ、老人と主人公の別離がより強調され、自分が無一文になったのに「相棒」だっただろうサイコロまで渡して見送って... Read More

少年ナイフのPOPTUNE

息のながーーい彼女たちの2012年のスタジオアルバム。 単純な演奏技術だけならば歴代最強のラインナップになってからの二作目のアルバムです。前作の大阪ラモーンがラモーンズのカバーアルバムでパンク色が強かったのと比較して、全体としてアルバムタイトル通りにpopな仕上がりになっています。 ライブハウスへ誘う1曲目のwelcome to the rock clubはこのあと何回かライブでのオープニングチューンにもなった分かりやすい開幕ソング。 2曲目のアルバムタイトルトラックと映画主題曲にもなった3曲目のosak... Read More

凛として時雨 『i’mperfect』

このアルバムは2013年にリリースされた作品です。 それぞれメンバーがソロ活動を行ってからリリースされたものであるために、ただやみくもに楽曲を集めたというよりは、メンバーがソロとは別に、凛として時雨というフォーマットにどのような楽曲を落とし込むのかということにフォーカスを当てた作品であったのではないかと思います。 というのも、その前作『still a Sigure virgin?』と前々作『just A moment』では、エレキギター、ベース、ドラムの他に、アコースティックギターやピアノ、シンセサイザー... Read More

石垣勝治のデビュー作『コザの街のKATSUJI』が大好きです

沖縄旅行中にジャケ買いしました。 「なんくるないさ」「マイファンキー島袋交差点」の2曲はピアノのスイング感が軽やかで、つい鼻歌をしたくなります。 「コザの夜」はエレキギターの歪み具合が荒々しく、行き場の無い衝動の迸りが伝わって来ます。 痛々しい恋模様を振り返る「月の出の遅い夜に」「何処へ行くオキナワンボーイ」は、年を取ってから良さが分かりました。 「失業手当」は高田渡の原曲に比べて楽観的に歌われており、どことなく干し草の匂いを感じさせます。 「はえ縄の歌」は明るい労働歌で、ウチナーグチのリズムが耳に心地良... Read More